最近見た夢の話なんだけど、めちゃくちゃ怖かったんだ。普通の夢と違って、なんかリアルで、今でも思い出すと鳥肌が立つんだよ。
夢の中で、俺は知らない場所に立ってたんだ。見渡す限り、地面は真っ赤な色をしてて、まるで全部血で染まってるみたいだった。最初は赤い土かなって思ったけど、よく見たら、それは土じゃなくて、確かに液体で、血そのものだったんだ。
なんかもう、目の前の景色が異様すぎて、息が詰まる感じだったんだけど、その時、空を見上げたら、そこに「赤い地球」が浮かんでたんだ。地球なのに、普通の青い色じゃなくて、真っ赤に染まってたんだよ。まるで血の惑星みたいに。
そして、突然、足元からドクドクと音が聞こえてきた。地面の血が波打って、まるで生きているかのように脈打ってる感じだったんだ。俺はもう恐怖で逃げ出したくてたまらなかったけど、体が動かないんだよ。足が血に吸い込まれそうになって、どんどん沈んでいくんだ。
「助けて!」って叫ぼうとしたんだけど、声が出なくて、ただ口だけが動いてた。すると、どこからともなく声が聞こえてきたんだ。それは何か重苦しい響きで、「お前の血が…必要だ…」って言ってるみたいだった。
その瞬間、俺の手が急に切り裂かれて、血が噴き出したんだ。痛みは感じなかったけど、血が地面に吸い込まれていくのが見えた。血の中から何かが這い出してくるのを感じて、もう完全にパニックだった。
次の瞬間、気がついたら目が覚めてたんだけど、手がめちゃくちゃ痛くて見たら、腕に細い切り傷がついてたんだ。寝相が悪かったのかなと思ったけど、あの夢のことを思い出すと、ただの偶然とは思えなくてさ。
それ以来、あの「赤い地球」の夢が頭から離れないんだ。夜になるとまた同じ夢を見そうで、眠るのが怖くなるんだよ。何なんだろう、あれ。まさか現実じゃないって思いたいけど、夢で感じたあの感覚があまりにもリアルすぎて…。
怖いよな、こういうのって。なんかさ、夢で見たことが現実になるんじゃないかって、考えただけでゾッとするよ。
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